Google Map

Google Mapで360度立体写真にして、昔住んでいた場所を表示してみた。退職後に、1ヶ月程度住んでいたところだ。働きもせず、ただ夢という覆面をかぶった何かをフラフラと探していた。 なぜか、そこに住んでいた記憶にはモワッとした印象が残っている。当時は…

ママチャリでコンビニへ向かう

ママチャリをこぎ、コンビニに向かった。自転車をこぐ身体運動を観察してみた。前輪が絶えず不安定に蛇行して進んでいるため、腕がそれに合わせてバランスを取り戻そうとして動いていることが分かった。自転車に乗る方法を覚えた体が自動的にこの運動を行っ…

Xperiaは庶民の道具

ケータイを変えた。7, 8年くらいiPhoneを使っていたが、気付けばあっけなくXperiaに乗り換えていた。 電池持ちが格段に違う。日々使い倒しても、余裕で2日くらいもつ。逆に、特に目的は無いのにケータイを触る時間も劇的に増えた。 あと、指紋認証は精度が落…

あいみょんの作詞にみる過去と今のカオス性

過去は今とどう繋がっているのか。脳に存在する過去の記憶が何かのきっかけで今に浮かび上がっているのだと思う人もいるかもしれない。フランスの哲学者であるベルクソンは、記憶が今に現れてくるとすれば、それは身体的な反復運動に置き換わるものだと言っ…

3年前のことが10年前のことに感じることってない?って話

記憶について。最近読んだ本に哲学者ベルクソンの物質と記憶を長年読み親しんだ日本人学者のエッセイがある。 記憶は脳に蓄積されていると一般には考えられていることが多いが、そうではないらしい。身体を通して現在に反復可能なもの(慣れた道を通る道順な…

2021年まとめ

約5年、飴玉日記として雑記ブログをしたためてきたが、 こんな形でまとめの投稿をするのは初めてだ。 主に、自分自身の内面の成長記録としてこの記事を残しておきたいと思っている。 まず2021年で出発点となったことは、自分の無価値感を自認したことだった…

BUMP OF CHICKEN「真っ赤な空を見ただろうか」の凄さ

自分の中の内なる子ども、つまり弱く脆く傷つきやすい自分。その気づきと抱擁、癒しの歌だったのだ。その気づきの喜びが、癒しの力が微笑みであり、夕焼け空なのだ。それが「真っ赤な空」なのだ。 一人がふたつだったから 見られる怖さが生まれたよ 一人がふ…

あいみょんの曲に感じる芸術センス

あいみょんの「君はロックを聴かない」はメジャーデビューから1年弱経って3rd シングルなのだが、デビューからこの時期までのまとめ的なシングルな気がする。私の中でこの時期のテーマは青春に漂う虚構性にあるのではないかと思っている。 「君はロックを聴…

名前を語るBUMP OF CHICKEN、存在を叫ぶRADWIMPS

高校生の時にBUMP OF CHICKENというバンドを熱心に聞いていた。 胸を張って誇れるモンが 自分にどんだけあるのかって? 名前と誕生日と キュートな指紋さえあれば 充分だろう これはグロリアスレボリューションという曲の冒頭の歌詞だ。グロリアスレボリュー…

ハクと千尋が名前を取り戻した理由

ジブリ映画「千と千尋の神隠し」ではハクと千尋の間の母性愛が描かれていると思う。この映画では、ハクと千尋がそれぞれ自分の名前を湯婆婆に盗られてしまう。最後は2人とも名前を忘れることはなかった。その理由をここでは書いてみたい。 ハクは、自分は本…

ハクが千尋へ捧げる母性愛

スタジオジブリのアニメ映画「千と千尋の神隠し」に出てくる少年・ハク。ハクは「母性的愛情」を千尋に注いでいたのではないか。 心理学では「母性」を他者への包容力といった意味で捉えている。「母性」を「母親的な愛情」と言い換えることもできると思う。…

英語のリーディング教材におすすめの本

英語の学習し始めの時期って、「どんな教材を選べばいいんだろう」という人が多いと思います。 そこで、リーディングにおすすめの本を紹介します。 英語リーディング教材におすすめの本 アメリカ口語教本中級用 英語を勉強し始めた人に僕がおすすめしたいリ…

米津玄師が歌う人生観には普遍性がある

2020年の2月、米津玄師のライブに行った。ライブの進行は、スタートから米津玄師が何曲か立て続けに歌った後、最初のトークが始まるという一般的なものだった。バンドのメンバーとのやりとりの中で、観客と次にライブで会う時までの約束をしようという流れに…

時間論とあいみょん

過去が現在につながっていない時、過去とは記憶である。 過去の経験が物質的な人体の運動を通して現前化する時、現在とは過去でもある。過去の反復という意味で。近代哲学のベルクソンは「物質と記憶」でそんなことを書いているそうだ。 2020年現在リリース…

菅田将暉のまちがいさがしの歌詞に見る自己欺瞞ということ

菅田将暉の歌に、まちがいさがしという歌がある。 まちがいさがしのテーマは一言でいうと自己欺瞞のことではないか。 自己欺瞞とは、思考に反した行動をとると人は自分を正当化する、という心理のことをいう。 例えば、自分が電車の中でお年寄りに席をゆずろ…

就職と欲求段階説

就職活動のための自己分析。今は当たり前になりつつあるが、私の親の世代は自己分析という言葉すらなかったようだ。自己分析とは何なのか。ここのところ突き当たっている問題である。 マズローの欲求段階説というのがある。 人間の欲求はレベルの低いものか…

秋の夜長にiPhone8との在りし思い出を

最近、1年間連れ添ったiPhone 8からiPhone Xsに乗り換えた。 iPhone 8。 いつもホームボタンに触れるやいなや私を受け入れてくれた。 なんと無邪気な子だろう。それが第一印象だった。思えばそれは自己欺瞞だったのかもしれない。私をただの遊び相手としか思…

モスバーガー店員の激励

モスバーガーでホットコーヒーを注文すると、厚紙のコースターに載って出てくる。そこに店員がメッセージを手書きで書き込むようになっている。 アイスコーヒーにはコースターもメッセージもない。ホットコーヒーだけだ。 その時は夏だったので、私はアイス…

あいみょんがペルソナを捨て世界に語りかける時

私はあいみょんをよくきく。あいみょんの曲は基本、 ・私とあなた ・あなたと一緒に居られない私 というふうに2人の男女の関係が描かれることが特に多い。上記において「私」はあいみょん自身のことではなく、あいみょんがペルソナを被った状態で語る、一般…

ペルソナを被り自我に侵入するあいみょんという媒体

私はあいみょんをきくのだが、このあいみょんというアーティストは掴みどころがない存在だと感じている。掴みどころのなさが私があいみょんにドハマりしてしまった原因でもある。 「私はあいみょんをきく」という時、いろんなあいみょんがそこに想定される。…

豚にされた千尋の父に見る「父なるもの」の崩壊について

千と千尋の神隠しが好きだ。テレビやDVDで何度も見た。 見たあとの「心の原風景に連れていかれる」感がたまらなく好きだ。 その中でも印象的なシーンがある。 主人公の少女・千尋の一家3人が新居に向かう車移動の途中で、時が止まったままであるかのような無…

新世界のおばちゃんはゴリラ界でも通用する

僕は昔大阪に2年住んでいた。 大阪人は関西弁をしゃべる。 関西出身じゃない僕は関西弁にほぼ強制的にそまっていた。相手にすぐつられる。意外にしゃべりやすい。大阪のおばちゃんは標準語だと思ってるだろう。 彼らの行動に関して発見したことがある。大阪…

ネコ狂による過剰なネコ崇拝

僕はネコ好きだ。犬よりはネコ派である。あいみょんの曲に「猫」という曲がある。そのまますぎるネーミング。彼女はネコ好きなのだろうか。「猫」という曲を書いた人が犬好きであれば、その歌詞は「猫 それは冷徹無慈悲な獣」みたいになりそうだから、彼女は…

狂ったふりという自己防衛

私は、昔BUMP OF CHICKENという 日本のバンドが好きだった。 その1曲に「レム」という曲がある。 その冒頭の歌詞は以下のように始まる。 ♪狂ったふりが板に付いて 拍手モンです自己防衛 初めてこの曲を聴いた高校の時の僕は 1%もこの曲に共感を覚えたことは…

タイムズカーシェア利用方法まとめ

この記事では、タイムズカーシェアで予約した車に乗る方法をまとめています。□◾️タイムズカーシェアの利用方法◾️□①予約した駐車場に行く。一般の車が停めてある駐車場にカーシェアの車が置いてあります。②予約した車を探す。写真左手前が、タイムズカーシェ…

日暮里・舎人ライナーについて

日暮里・舎人ライナーを知っているだろうか。JR東日本、東京の山手線、京浜東北線の駅に日暮里(にっぽり)という駅がある。そこから北に伸びる、東京都交通局が運営する鉄道が日暮里・舎人ライナーである。最初私は日暮里の発音を、"ひぐれさと"、もしくは"ひ…

努力せず聞き取れる日本語、しても聞き取れない外国語

カフェで勉強に集中している時に見知らぬ客同士が話している会話や、家でスマホのネット記事を見ている時にテレビから流れてくる出演者の声は、自然と耳に入り大体の意味は分かるものだ。これは母国語だからこそ可能な技だと思う。 例えば、街で外国人が英語…

JRの嫌いな路線と駅名について

JRの車内放送を聞いていて、ものすごい嫌な響きをもつ路線名をしたやつがいることに気が付いたのでここで発表しておきたい。・姫新(きしん)線 播磨新宮(はりましんぐう)駅キシン線。コイツは絶対にふてぶてしい面構えをしている。顎をツイッと上げ、上から目…

クリスタルガイザーの罠

クリスタルガイザーを始めて飲んだ。クリスタルガイザーとは外国産の清涼飲料水である。平たくいえば輸入された水だ。クリスタルガイザー エコボトル500ml [正規輸入品]×48本出版社/メーカー: 大塚食品メディア: 食品&飲料この商品を含むブログを見る クリス…

シャンプーと歯磨きでサービスができる

美容院で髪を切ってもらった。 行きつけのお店で、いつも髪を切り終わるとシャンプーをしてもらう。座って頭を後ろに投げ出している姿勢が歯医者さんに近いなと思っていると、ふとこの状態で歯を磨いてもらえたらそれだけでサービスになりそうだなと感じた。…