JRの車内放送を聞いていて、ものすごい嫌な響きをもつ路線名をしたやつがいることに気が付いたのでここで発表しておきたい。
・姫新(きしん)線 播磨新宮(はりましんぐう)駅
キシン線。コイツは絶対にふてぶてしい面構えをしている。顎をツイッと上げ、上から目線でこちらをスッと見据えてくる。
「君、私に何か用でもあるのか?
文句があるなら堂々と言ってくれたまえ。
私は何も言わない奴より、批判でも何でもとにかく何か主張してくる奴の方がよっぽど好むのだが」
などと言ってきそうだ。
高慢で鼻持ちならない富豪の一人息子にありがちな態度である。
はりましんぐう駅。
なんとなく嫌。なんか奈良時代の日本みたいな感じがして嫌です。それだけです。
・岩徳(がんとく)線 玖珂(くが)駅
ガントクという言葉はそれ自体矛盾している。〜トクとつく言葉は、ささやかなお得感を持っていることが必要条件だろう。高速バスを2週間前とか早めに予約すると割引になる早特とかのように。
ガン得。めっちゃお得。
V7だから国産牛ステーキ500gが7円!!
そんな感じである。
そして、クガという響きの重さ。
漢字で書くと苦餓。いかにももがき苦しんでいそうである。
もしくは九蛾。
これは最悪である。1匹いても気持ち悪いのに、9匹もいたらたまったものではない。
あ、なんか今インセクター羽蛾のことを思い出した。