努力せず聞き取れる日本語、しても聞き取れない外国語

カフェで勉強に集中している時に見知らぬ客同士が話している会話や、家でスマホのネット記事を見ている時にテレビから流れてくる出演者の声は、自然と耳に入り大体の意味は分かるものだ。これは母国語だからこそ可能な技だと思う。

 

例えば、街で外国人が英語を話しているのを耳にしても、単なる音として認識しているだけではないかと思う。同じ日本語でも、ガチガチの東北の方言を地元のおじさんが話しているのをテレビで聞いたりするが、ほぼ何を言っているか分からない。意味が通じない言語は、ただの音声ではないか。

 

しかし英会話の習得のためにリーディングとスピーキングを何度もやった結果、この外国語が音としてしか認識できない感覚が劇的に変わっていった。自分は、本を読んで知ったリーディングの方法と教材を使って、英語が聞き取れるようになった。その結果、Apple Musicで英語のラジオを流していたりすると、スマホをいじりながら聞いていても、意味が頭に入ってくるようになった。