2022年9月11日にNHK総合ほかで鎌倉殿の十三人の第35回「苦い盃」が放送されました。 その内容と感想をまとめました。
前回、北条時政の娘婿である平賀朝雅が北条正範(時政の息子)を暗殺しました。この人は、京の朝廷に近い存在であり、後鳥羽上皇の目論見に利用された人なのではないでしょうか。つまり、北条への牽制ということです。
時政と畠山の争い
この暗殺事件の濡れ衣を着せられたのが畠山重忠の息子です。時政が武蔵の国を奪おうとしていたことも手伝って重忠の闘争心に火が付いたのでしょうか。真っ直ぐな人が損をするシリーズの3人目ですね。義経、(梶原)景時、そして畠山重忠。勇ましく散っていった哀しい人々です。
今後気になる人
三浦義村です。北条と畠山が一戦を交えたときにどちらにつくか?と時政に問いただされていました。個人的には北条につきそうですが、他の御家人からは非難されそうです。どうやって周りの御家人に納得させるか、ということまで義村は計算しているのでしょうか。
※全て個人の感想です。事実とは異なるのはもちろん、一般的な通説とも異なります。